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2017.8.23

【噂のビアトークスポット:吉祥寺編】懐かしさと新しさをあわせもつ街で初彼とのビアデート

「赤提灯が灯る横丁なら同僚と」、「ネオン街にあるおしゃれ街なら彼氏と」など、一緒にお酒を飲む人によって場所を決めることもあるのではないでしょうか。
連載【噂のビアトークスポット】は、ひとつの街を舞台に、今年大学を卒業して新社会人となったばかりの主人公マリカが、ビールを介して人と人とのつながりを築いていく様子を描いたコラム。今回は、懐かしさと新しさをあわせもつ街、吉祥寺編です。
あなたのビアトークスポットはどこですか?

これまでの「噂のビアトーク」はこちらから

▼【渋谷編】入社5日、大人の嗜みと現実の壁
▼【赤羽編】本音で語ろうプレミアムフライデーの赤提灯

 


 

彼氏ができました。

マリカ、23歳社会人にして初彼氏です。

今日はその彼と初デート。場所は安定の吉祥寺!

でもまだ到着してないみたい…わくわくとそわそわが入り混じって変な気分。

 

彼は高校の友人。

地元が同じで、社会人になってからもよく渋谷なんかで集まる、5人の仲間のうちの一人だったんだけど、仕事の愚痴を言い合ううちに二人でも会うようになって、気づいたら付き合ってたんだよね。

大学生の頃は居酒屋でアルバイトをしていたからお酒も詳しいんだ。

でも昼から吉祥寺って何するんだろう?ふわっふわのパンケーキを食べることしか思いつかないよー!

 

「おい、何ぼーっとつっ立ってんだよ。」と背後から苦笑い気味に言われた。

「遅いからお腹すいちゃったんだよ!(服選びに時間かかって朝ごはんたべてないし)」

「食いしん坊かよ…じゃあ公園に向かいながら適当に店探そうぜ。そこら中に飲食店があるから、何かしら見つかるだろ。」

 


そう、何かしらあると思っていた。

しかしここは休日の吉祥寺。学生から親子連れ、老夫婦までが溢れかえっていた。

オープンテラスが魅力のカフェには長蛇の列。初デートだから中途半端な所にもしたくないし…どうしよう。

あぁ、あそこでお姉さんが食べているプレートランチのお肉美味しそう…。
このままじゃお腹すいて倒れちゃうよー。泣

 

ってあれ?彼がいない。
どこ行っちゃったのよこんな時に!

後ろを振り向くとカフェのテイクアウト口で真剣に並んでいる彼が。

 

「おーい!このサンドイッチめちゃくちゃ旨そうじゃね!?」

「ちょっと!大声で叫ばないでよ!そしていきなり消えないでよ!」

 

彼の側まで25m、汗だくになりながらヒールで走ったマリカは目の前の光景に目を輝かせた。

そこには色とりどりのボリュームサンドイッチが。こんなの雑誌でしか見たことなかったから興奮。

その中でも特に目に入ったのが分厚いハムカツサンド…。

これはもう頼まざるを得なかった。

 

「マリカこれ持って公園のベンチ座ってて!俺飲み物買ってくるわ。」

 


木陰で待っていると小走りで彼が戻ってきた。

袋には缶ビール。限定物も中にはあった。

 

「外でサンドイッチ食べながらビール!これぞ大人のピクニック!」

 

普通のことを、大真面目に楽しそうに言ってしまうあたりが彼らしかった。ちょっとおバカだけど。

でも確かにピクニックみたいで楽しいな。

仕事の事なんて忘れちゃいそう!

何と言ってもこのカツサンドとビールが合うんだわ…。くぅー、なんて幸せな休日なの!

 

「そんなに肉ばっか食ってたら太るぞー。ほれ、野菜も食え!」

 

私の小さい手のひらでは収まりきらない程のサンドイッチ。

シャキシャキ野菜がたっぷりで、ビールを飲みながら一緒に食べるのも、爽快な気持ちになって美味しいんだよね。

お腹いっぱいになったらぐだぐだと話しながら散歩して、買い物をした。

時間はあっという間に過ぎてしまう。


「日も暮れてきたし…よし、夜はハモニカ横町でモツ煮とビールだ!後半戦スタート♪」

彼が私の手を握る。少し強引だけど頼り甲斐があって、でも少し子供っぽいところもある。

まだ付き合ったばかりだけど、これからが楽しみだな。

夜はビールを飲みながらどんな話をしよう。

心を躍らせながら私は彼の後に続いた。

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