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コラム

2017.8.30

この秋新しい恋をスタートしたいあなたに贈る!ビール恋愛心理学

夏は終わり、もうすぐ秋。気温も下がってきて、なんとなく人恋しくなってくる方も多いことでしょう。そんな季節には誰か隣にいてほしい……けど、なかなか恋の一歩が踏み出せない。その一歩を推し進めてくれるのが、ビールかもしれないのです。今回は、産業カウンセラーであり、ビアジャーナリストでもある木暮亮さんにビールの席での恋愛心理学について伺ってきました。

【木暮亮(こぐれりょう)さんプロフィール】

産業カウンセラー、ビアジャーナリスト、理学療法士。ビールがもつ多様な世界観に惹かれ、2015年よりビアジャーナリストとして、その魅力を伝えるべく執筆活動を続ける。産業カウンセラーとして、職場などでの社会での対人関係の重要性、ビアジャーナリストとしてビールの持つ潜在能力についても発信を行う。


 

■お酒の席でも使える!相手を安心させるテクニック3連発

 

この時期は、社会人1年目の方も「仕事にも慣れてきたし、恋人を作って人恋しさを埋めたい」と考えたり、恋人がいない多くの方が「今年のクリスマスこそは素敵な恋人と過ごしたい」と思い始めるのではないでしょうか。そんな読者の皆さんのためにも、ビールにちなんだ恋愛心理学をお聞きしたいなと思っているのですが……。

 


ビールにちなんだ恋愛心理学ですか…。

 

(ちょっと無理があるかもしれないんですけど)ビールの席で使える人とのコミュニケーション術も含め、好きな人を落とすテクニックや、相手がどう思っているのかがわかる仕草などがあれば、教えてください……!(切実)

 

なるほど。そういうことなら、僕もたまに使ってますよ。

 

本当ですか!例えば、どういったものですか?

 

初対面の人とか女性とかと飲む時は、相手を真似するってところから入りますね。これを、“ミラーリング効果”と言います。相手の仕草や飲むペースなどにこちらが合わせると、相手と自分の間に同じもの、つまり共通項ができます。人は、こういった共通項があると安心するんですね。例えば相手がグラスを持ったら自分も持つとか、飲む種類を合わせると相手は親近感を持ちやすくなるテクニックです。

 

たしかに、相手がどんどん飲んでグラスを空けていると自分が取り残されていく感じがしますよね…。飲むペースを合わせてくれると、それだけで安心できる気がします。

 

でしょう! まずは共通項を作ることで、相手に好意を示していくことが大事です。あとは、初対面の人ってどんな人なのかなと不安に思うのが人間です。“ミラーリング効果”で相手に合わせた後は、ある程度自分のことも話しましょう。これを、“自己開示”と言います。

 

“自己開示”ですか。

 

要するに、一緒にいる相手が自らの情報・心を開いてくれると緊張が解けるよねという話です。気になるお相手のことをもっと知りたい気持ちもわかるのですが、いきなり矢継ぎ早に質問責めされると「なんなんだろうこの人…」って構えちゃう方も多いと思います。そうではなくて、ある程度「自分ってこうなんだ」って自己紹介してくれると、すごく安心感が持てるんですよね。僕はそんな風にして、相手にリラックスしてもらえるようにしています。

 

そういう時の自己紹介って、何から話したらいいのでしょうか?あんまり堅苦しい自己紹介してもいけないだろうしなぁ、といつも悩んでしまいます。

 

僕は好きなビールとかおつまみとかの話からですかね(笑)。メニューを見ながら、「これ、ビールに合うんだよ」とか言って。

 

普通の趣味の話をしても、それが被らない限りなかなか盛り上がらないですけど、好きな食べ物・飲み物は必ずみんな何かしらありますからね。

 

あと、さっきの“ミラーリング効果”の話に戻りますが、飲むペースだけではなく話すペースも相手に合わせるとより親近感が高まりやすいです。話が広がったからと言って一方的に喋っちゃったりすると、会話がかみ合わなくなってしまいます。

 

そう考えると、お食事デートって食べたり飲んだり喋ったりで口が忙しいですよね。そんな中で、本当は食べたいのにずっと話しかけられっぱなしで食べられないってなったら結構きついかも……。

 

そこをちゃんと見てあげられるか、ですよね。人がものを伝えるための手段って言葉だけじゃないですから。よく、言語・非言語って言いますけど、話さなくても、食べながら目配せしたりうなずいたりしてある程度は意思疎通できますよね。相手が話している時には、軽くつまみながらうなづいてあげたり、逆に自分が話してる時に相手が食べてなかったら、ジェスチャーで「食べて」と一言入れてあげたり、そういう非言語のコミュニケーションも使っていくといいと思います。

 

そうした方法で相手を気遣えるのも、食事の場ならではのコミュニケーションという感じがしますね。


……それから、僕、さっきからあるテクニックを使っていたんですが気がつきました?

 

いえ、全然。

 

実は、顔は正面を向いているんですけど、意識して体を斜めにしていたんです。

 

言われてみれば確かに…!

 

なぜかと言うと、体ごと正面を向くと初対面の相手を緊張させちゃうからなんです。心理学では、正面を向く姿勢を “対決姿勢”と言われます。刑事ドラマの取り調べでは必ず刑事は容疑者の真正面に座っていますよね?あれは容疑者に威圧感かけるためなんですよ。

 

それだと打ち解けるなんて持っての他ですよね。

 

そう。だから場を和ませたい時に“対決姿勢”をやると、いくらお酒の席であっても相手は怖がってしまうので、デートでお食事に行ったら、できるだけカウンターに行ってほしいんです。

 

…あ、なるほど!カウンターだったら、正面で向かい合うことはないですね。

 

その通り。たとえテーブル席だったとしても横に座ってもらって、必ず正面に向き合わないようにしましょう。初対面の時って、特に女性はそうですけど、ご飯を食べているところを見られるのって恥ずかしいと思うものでしょう?隣に座れば、緊張したとしても目線を外して、相手の方を見ないでご飯を食べられるので、僕はオススメするならカウンターです。

 

でも、テーブル席とかで急に隣に座るのって、結構ドキッとしませんか?

 

それもわざとなんです。まずドキッとさせる。その後仲良くなってきて近づいて話したいなぁと思った時に、隣に座っていればすぐにスキンシップがはかれるじゃないですか!正面で向かい合っていると、テーブルが邪魔してそれができないんですよ。だからこそ、勇気を持って横に座るべきなんです。

 

そうやって横に座るのは距離を縮めるためでもあったのですね。

 

■お店選びに迷ったら、相手の目線で気持ちを探る“未来目線の法則”


デートで行くお店の話なんですが、「連れて行かれた店が最悪だった」、はたまた「せっかく連れて行った店なのに喜んでもらえなかった」という話はよく耳にします。初めてのお食事でどういった店に行くのかということは、人類の永遠のテーマの一つとも言えるのではないでしょうか。

 

食って本能的なところがありますからね。普段はあまり食に対する価値観の違いなんて気にならないけど、そういった場面で見えてくるということもあるでしょう。だからこそ、どういった食事にしたいのかお互い意識化させないと、せっかくのデートで悲劇が起きてしまいます。

 

悲劇を回避するにはどうしたらいいのですか(切実)

 

心理学云々の問題以前に、相手を気遣えるか気遣えないかということだと思います。だって、その人とお近づきになりたいわけですよね。だったら、相手がどういう食べものが好きなのか、嫌いなのかはリサーチしておかないと。これは人としてコミュニケーションをとる上で、絶対に必要なことです。

 

事前のリサーチが大事になってくるということですね。でも、「食事行かない?どこで食べようか」と言われた時、どう答えるべきかは悩みどころだと思います。「どこでもいいよ」と言うべきなのか、それとも本当に行きたいお店を言うべきなのか…。

 

それは、素直に答えちゃっていいと思います。逆に、濁しておいて実はこうだったって後で言われると、相手はすごくがっかりします。「だったらもっとちゃんと言ってくれればよかったのに」ってそういう気持ちになっちゃうんですね。そうすると、もうこの時点で、この人とはコミュニケイト取りづらいなと思って、疎遠になってしまうんですよ。なので、聞かれたら「私はこういうのは苦手です」とか「今こういうお店に行ってみたいです」ってちゃんと自分の意見を言う方がいいんじゃないかな。

素直に言った方がいいんですね。もし食事に誘われたら、素直に「一緒に焼肉を食べたい」と言うようにしようと思います…。反対に、相手から意見を言ってもらいやすくするためにはどんな風に聞いたらいいのでしょうか。

 

まずは「どこに行きたい?」と聞いてもらって…、相手が考え始めたら、その目線に注目してください。

 

目線?

 

よく心理学では“右は未来方向”で、“左が過去方向”と言われています。だから、右を見るということは前向きにその人との関係を作ろうとしていると考えられています。逆に左っていうのは、嫌な思い出とか、過去に失敗したものとかを避けたいという思いがある可能性があります。そこから出てきた答えっていうのは要注意ですね。

 

じゃあ例えば、「イタリアンがいい?」って聞いた時、「う〜ん」って言いながら左を見たら、相手はイタリアンの気分じゃないかもしれないってことですか?

 

そういうことかもしれないですね。ただ、それはもちろん絶対ではないですから、そこだけで判断したら危険です。一つの表情として考えてもらえたらいいと思います。

 

そうやって、相手のことを知ろうとすることが大事なんですね。

 

これを“返報性の原理”と言います。相手を知ろうとするってことは、相手のために何かしてあげたいという気持ちの表れですからね。その気持ちが相手に伝われば、相手もその好意を返してくれると思いますよ。

 

■ビールだからこそできる飲みニケーション!ビールを通して相手を知る

事前に相手の好みを調べるし、デート中は相手のペースを知ることにもなるので、お食事デートって相手のことをもっと好きになれるチャンスかもしれません。

 

そうですね。何にせよ、気になる人がいるなら、その人と自分の相性が合うかどうかを見極めるためにも、一度いっしょに飲みに行ったらいいと思います。

 

食事の席での波長の合う、合わないは交際するか、しないかの判断の有力な材料になると思います。飲みの席において、相手と自分の相性を見るために、ここは見ておくべきというポイントはないでしょうか?

 

ビールの選び方・飲み方っていうのは、その点でかなりポイントになってくると思いますよ。ビールって他のお酒と違って、居酒屋で出されるサイズの種類が豊富なんですよ。生ビールだけでも大・中・小とジョッキやグラスの種類も豊富な上、瓶ビールもあります。なので、どのグラスでビールを飲むかを見るだけでも、その人の性質がわかるかもしれないですね。最初から大ジョッキで飲む人は豪快、とか。

 

確かにそうかもしれないですね。サイズが違うお酒ってあんまりないかも。

 

さらに言えば、ビールは比較的飲みやすいお酒でもあるので、瓶でちびちび飲む人もいれば、ジョッキで豪快に飲む人もいる。つまり、ビールは飲むペースの差が出やすいお酒なんです。ビールって爽快感があるからか、乾杯のお酒、その場の勢いをつけるお酒ってイメージがまずあるかもしれませんが、飲む人の個性が出やすいお酒でもあると思います。

 

ということは1対1のお酒の席だけではなくて、みんなで飲むような機会でも、ビールの飲み方を見ていればその人のことがわかるってことですか?

その人を知るきっかけになると思います。案外、二人だけで飲んでいるとなかなか素の部分は見えなかったりしますからね。大勢で飲んでる時と二人で飲んでる時の違いなど、見られるのなら見ておくといいと思います。

 

ビールの力を借りれば、いろいろ見えてくるものがあるってことですね。

 

そうですねぇ。そういう意味では、ビールってビール自体に個性が様々あるだけでなく、「その人らしさ」も見えやすくしてくれるお酒なんじゃないかな。

 

そうしたビールのいいところを活かして、いい人見つけていきたいですね。木暮先生、貴重なお話をありがとうございました!

 

<編集後記>

以上、木暮先生に伺うビール恋愛心理学、いかがだったでしょうか。相手を思いやるために使うテクニックの数々、事前に相手のことを知ろうとする献身を教わることができましたね。そして、そうしたデートや情報収集の場で、ビールが大きな役割を担いうるということがわかりました。ビールは恋のはじめの一歩を踏み出す勇気をくれます。皆さんも、ビールと相手を思いやる気遣いで、素敵なパートナーを探し出してくださいね!

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